空手道 市川道場 ニュースレポート

新年初合同稽古・鏡開き・滝浴び・新年会

2009/1/11<日>「桜井道場」


 1月11日(日)、桜井道場にて合同初稽古と鏡開きが行なわれました。
冬本番の寒さでありましたが良い天気に恵まれ、80名を超える道場生が続々とやって来ました。
整列が終わりキリッと引き締まった雰囲気の中、最初に市川師範より「明けましておめでとうございます。今年もしっかり目標を定めて、去年の自分を超えられるように頑張りましょう!」とお話があり稽古が始まりました。年末年始とそれぞれにお正月休みを過ごし充電バッチリなのか、多くの道場生がウォーミングアップのランニングから気合全開!「ファイトー!」「負けるなー!」ランニングも競走に変わり、冷え込んでいた道場も次第に熱を帯びていきました。
体が温まったところで基本稽古を行い、百本突きもきっちりこなした後市川師範より課題を頂きました。「今日は百本ですが、いづれは一本も手を抜かない千本突きが出来るように各々稽古に励んでください。」
 やがて組手稽古にうつり、久々の組手稽古で思うように体が動かない人が多いようでしたが市川師範、指導員の先生方が注意点やアドバイスを加えられ徐々にいつもの動きを取り戻していくようでした。今日は軽めのコンタクトでしたが、力を抜いているときほどスピードが増し怪我をしやすくなるもの。皆一層集中した表情で稽古に打ち込んでいました。
稽古後は市川師範より昨年の稽古出席最多賞の発表・表彰があり、賞状とトロフィーが授与されました。<継続は力なり>今年も積極的に稽古へ参加していきましょう!

       
<2008年表彰者・稽古回数>
◆一般の部      第1位 平出 義博<大宮>   105回
◆中学生の部     第1位 安田 美沙<広陵>   190回
◆幼年、少年の部  第1位 澤田 未勇樹<大宮>  209回
             第2位 西田 凱也<大宮>   208回
             第3位 前田 凌<大宮>     200回

 稽古でエネルギーを消費しお腹はもうペコペコ、外からはおいしそ〜なおダシの匂いが漂ってきました。そう、既に先生方と一般部の方達が昨年搗いたお餅で栄養満点、美味しさ満点のお雑煮を準備してくれていたのです。「先生、まだ食べれないんですか?」稽古は終わっても、未だ臨戦態勢の子ども達を宥めて一列に並ばせ、皆にお雑煮が行き渡った所でようやく合掌。「いただきまぁーす!」
勢いあまってお汁の熱さに顔をしかめる子もいましたが、皆の食欲は凄まじいものがありました。たくさん用意したお餅もみるみる内に減っていき最後の野菜も残さず完食。<食べる人は強くなる>と言われるようにきっと今年はそれぞれ飛躍の年になることでしょう。おいしいお雑煮ごちそうさまでした!
 腹ごしらえが終わり、有志者で談山神社近くの不動の滝へ。今年は少年部も多く集まり雪がちらつく中入念にウォーミングアップを行ないました。しばらくして体も温まり「今年も最高の一年にするぞ!」皆意を決して足場の悪い階段を下っていきました。まずは滝の周りにて全員で正拳突き、そのあとは周りの掛け声と共に一人づつ滝の中へ。人数が多い分、水、冷気にさらされる時間は長いですが同志の掛け声ほど力強いものはありません。見事全員やり遂げた所で最後に市川師範が二度目の滝浴びにてこの修行を締められました。厳に佇まう滝地から戻ってくる道場生達の表情はとても充実感に満ちていました。今日のこの気迫を持ってして今年も突き進んでいきましょう!
 午後6時半、滝浴びの余韻を残したまま中学生以上の道場生が大宮道場隣の鳥八さんへ集まり、店長さんに用意していただいた極上の鴨鍋を囲んで新年会が行なわれました。川端師範代より「今は日本だけでなく、世界全体で大変な時期であります。我々も人事でなく少しでも社会貢献が出来るよう一致団結で頑張っていきましょう。」と乾杯のご挨拶を頂き、時と共に稽古、滝浴びでの緊張が和んでいくようでした。
 料理も美味しく、心分かち合う仲間がいれば当然会話も弾むもの。それぞれお腹いっぱいこの一時を堪能し、最後に市川師範より「今年の終わりには今の目標を達成できているように共に止まることなく頑張っていきましょう、今日はお疲れ様でした、押忍!」
とご挨拶を頂き会を締めくくられました。合同稽古、鏡開き、滝浴び、新年会と今日は本当に皆さんお疲れ様でした。
 市川師範、今年もご指導の程宜しくお願い致します、押忍!
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