空手道 市川道場 ニュースレポート

こッから祭り 演武

2009/11/1<日>「コミュニティワーク こッから」


11月1日(日)、コミュニティワークこッから主催の「第8回こッから祭り」で昨年に引き続き演武を行ないました。
  本番当日。朝は日差しも見えましたが、開始直前に生憎の雨が。中止も検討されましたが演武参加者達に師範から「雨がきつくなってきたけど、どうする?」と聞かれると参加者全員が「やります!」と即答。全員の気合とやる気が感じられました。
 「整列!」師範の掛け声と共に一同が整列。厳しい状況の中、本番がスタート。全員での基本の後、少年部中級・上級・一般部に分かれて型・分解・組手を行ないました。バッドコンディションでもみんながきっちりと自分の役割を果たしていました。
 そして、終盤に入りいよいよ試割りへ。まずは少年部中級者・続いて少年部上級者が登場。力強さとスピードのある技に割れた時には拍手が送られていました。そして、中川直人初段・澤田未勇樹初段が模範組手と四方割りに挑みました。続いて、一般部による瓦割りへ。エドワード・パツィ9級が手刀で、吉村泰一6級が頭割りで、それぞれ5枚に挑戦。最後は山本隆史弐段が猿臂で10枚を見事に成功させました。その後、市川典英初段・平出義博初段による型「内進歩」とバット折りへ。型を終えそれぞれが配置へつき、気合と共に繰り出された蹴りによりバットは真っ二つ。一撃で成功させ開場は拍手に包まれました。
 そして、最後に市川雅也師範が型「征遠鎮」と寸剄による瓦10枚割りを披露。試割の準備をしている時から張り詰めた空気に、会場は息を呑んでいました。型が終わりセットされた瓦へ。手を添え集中を高めた瞬間「ガシャン!」と言う音と共に用意された瓦は足元に崩れ落ちました。
 すべてが終わり整列。最後の締めに正拳中段突きを10本行い見事に演武は終了しました。
 演武後に皆で集まり、市川師範から「最悪のコンディションの中でもすばらしい出来でした。今回経験した事を活かして次も頑張ろう。」とご挨拶を頂き解散となりました。生憎の雨の中でも精一杯頑張ってくれた道場生の皆さん・応援に来てくださった保護者の皆さん本当にお疲れ様でした。
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