空手道 市川道場 ニュースレポート

2009年 冬季審査会

2009/12/6<日>「広陵道場」


 12月6日・日曜日。この日は、広陵道場にて午前に少年部初級者・午後には一般部と少年部上級者の2回に分け、合わせて80名を超える道場生が集まり冬季昇級審査会が行われました。
 午前の部。少年部初級者が受審。この日の為に頑張って練習を積み重ねてきた子供達。特に初めての子は緊張した面持ちで審査開始を待ちます。そしていよいよ審査開始。市川雅也師範より、「元気・覇気を持って、頑張って下さい。」と挨拶頂ました。基本・柔軟・補強と進んでいく中で、「誰にも負けるか!」と言わんばかりに大きな声を出し迫力満点の子、普段の稽古とは違う雰囲気に緊張してしまい声がなかなか出せない子と色々いましたが、先生・先輩達の「気合・頑張れ」の言葉に奮起しながらそれぞれが懸命に頑張っていました。審査会も進んでいきいよいよ最後の組手の審査へ。最後の力を振り絞って自分より大きな相手にも気合をいれ向かっていき全部の審査が無事に終了し午後の審査へと移っていきました。
 午後の部。一般部と少年部上級者達が審査を受審。審査が始まる前に「もう審査は始まってるぞ。審査以外の時にも常に見ていられてるんだぞ。」と声を掛けられ一気に緊張感がアップ。そんな張り詰めた緊張感の中、審査会はスタートしました。上級者達が集まった午後の審査も、気合の部分で注意される場面もありました。市川師範より「自分にとっての最強の敵は誰だ?」の問いに「自分です。」と答え「体力の部分は少しづつ下がっていくかも知れないが、ガッツ。気合の部分では、最後に向かってどんどん上がっていけるように。今日は、審査が終わるころには声が嗄れているくらい声を出すように。」の師範のお言葉にさらに気合が入る道場生。審査も進み二段蹴り・跳び後ろ回し蹴りの審査へ。自分の頭よりも上の高さのミットにジャンプして蹴りを繰り出しますがなかなか当たらない受審者も。ですが、周りからの声援や先生・先輩達からのアドバイスを受け見事成功していきました。そして、型の審査・組手と日頃の稽古の成果を出して全部の審査項目を全力で挑戦しやりぬいた受審者達。最後に市川師範より「審査会が終わっても今日一日気を抜かない様に。そして、今年最後の稽古納めでみんなに会えるのを楽しみにしています。」とのご挨拶を頂き冬季審査会は終了しました。
 師範も仰った様に、今年の行事もほとんどが終わり稽古納め・お餅つきが近づいてきました。今年も皆で集まり最後を締めくくれる様に12月23日の稽古納めにはどんどん参加しましょう。
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