市川道場 夏季合宿

2010年07月23日(金)〜25日(日) 「京都府京丹後市久美浜町 旅館小天橋」


2010年7月23〜25日(金〜日)の3日間、市川道場の夏の大イベントである夏合宿が開催されました。
初日 道場ごとに分かれて集合場所に集まった道場生たち。貸切バスに乗り込み、お父さんお母さんに手を振って合宿先の京都府京丹後市久美浜を目指して出発しました。合宿を何日も前から楽しみにしていた道場生たちは、バスの中で友達と持ってきたお菓子を交換したりゲームにカラオケなど移動時間も楽しみながら旅館への到着を待ちます。そして、旅館に到着。3日間お世話になる旅館「小天橋」の方々に挨拶をし食事を取る大広間に移動。長時間の移動と友達とはしゃいだおかげで、お腹もペコペコに。作ってもらったお弁当を残さないようにしっかりと食べて昼からの稽古に備えました。
 近くの小学校の体育館に移動して稽古の準備。体育館に着き整列をした後、最近はニュースなどでも騒がれている熱中症予防としてスポーツドリンクを用意し練習前や練習中はこまめに休憩を取り必ず水分補給をさせるよう徹底しました。そして、いよいよ稽古の開始です。市川師範より、「最初の稽古です。暑いですので長時間は行いませんが、しっかりと声を出して覇気をもって頑張りましょう。」と挨拶をして頂きスタートしました。全体で基本稽古を行い休憩を挟ん後、班に分かれての稽古。香芝・広陵道場生たちは日頃市川師範から直接指導して頂く機会が少ないので良い経験になったのではないでしょうか。そして、稽古が終わり旅館へ戻った道場生たちは稽古で汗だくになった体を、大きなお風呂で水を掛け合ったりしながら入浴しました。汗を流した後は、待ちに待った夕食の時間。目の前には旅館の方々に用意していただいた豪華な料理がズラリ。いっぱい食べて体を大きくするのも稽古の一環として、先生達に見守られながら残さないように頑張って食べていました。そして、1日目の大イベントでもある花火大会を行うために海岸へ移動し、先輩達に花火を配ってもらいスタート。皆、大勢で行う花火に大興奮の中、「無くなった〜」「誰かちょ〜だい」という声もちらほらしてきた頃に「打ち上げ花火するぞ〜」と言われるとテンションもMAXに。夜空を見上げながら「うわぁ〜」「すげぇ〜」という声が聞こえてきました。花火を終え旅館に戻り就寝の準備。先輩達に手伝ってもらいながら自分の布団を敷いて一日目が終了しました。
2日目 「起きろ〜」先生達の声に眠たい目を擦りながら起床した道場生。すぐに寝ていた布団を片付けて各班ごとに班長が指揮をとっての早朝稽古。体操・基本・型などの稽古を行い小さい子達も分かるようにメニューを決めて早朝稽古を行ってくれました。
そして、朝食を取った後はいよいよ審査会へ。市川師範より「今日の為に道場で練習して来たことを出してください。」とお言葉を頂き審査会が開始されました。全体で基本稽古を行った後は、2つに分かれて柔軟・補強・ジャンプ・型と進められ最後に組手。厳しい暑さの中ではありましたが、それぞれが全力を出し切り審査会を無事終えることが出来ました。
 そして、旅館に戻り昼食を取った後は、海水浴へ。この時ばかりは、全員が楽しみにしてたのかいつもなら準備に時間の掛かってしまう子も準備万端。雲ひとつ無い快晴に青い海。準備体操を終えて「入って良いぞ〜」の声を聞くと全速力で海に突入!追いかけあいや水の掛け合いをしたり砂浜で埋められたり山を作ったりとそれぞれ思い思いに海水浴を楽しんでいました。
 旅館に戻り、お風呂に入った後は夜に行われる演芸会の準備。各班思考を凝らして何度も何度も練習を重ね発表を待ちかねていました。
 食事を終えて、一般部が手伝って演芸会の準備が完了。目の前のお菓子とジュースに目を輝かせながら演芸会もスタート。広陵道場のリアルマリオから始まり香芝道場・大宮@・女子部・一般部・大宮Aと演芸が披露されました。道場では物静かに見える子も大いに活躍していたり、人前に出るのが少し恥ずかしく声が小さくなってしまう子もいたりしました。そして、最優秀賞の発表。「最優秀賞は……一般部!!」低燃費少女ハイジの真似をして道場生を大いに笑わせてくれました。そして、十分に楽しみ就寝の準備をして最終日に備えました。
3日目 起床し布団を片付けて朝食を取った後は合宿最後の稽古と海水浴の準備。波打ち際に並んで基本稽古。合宿最後の稽古ということで全員が凄い気合が込められているように思いました。その後、拳立て伏せを行い、2人ずつのペアを作り海の中での組手の稽古。波が押し寄せてくる中での組手は腰が浮いてしまっているとすぐにバランスを崩してしまうので悪戦苦闘。しっかり腰を落として互いに攻撃を繰り出していました。その後、小学校高学年と上級者が残って騎馬戦を行いました。大将の帽子を取られないように走り回りながら相手の帽子を取り上げ、下になっているものは非常にキツイですが楽しい稽古が出来ました。
 そして、稽古が終わり海水浴を楽しんでいる間に一般部によってスイカ割りの準備。各班から代表者が出てきて挑戦しました。目隠しをされクルクル回されると足元がふらふら。それでも周りの声を聞きながらスイカに近づき見事に割る子、スイカは割れずに棒を真っ二つにする子など様々でしたが、どの挑戦者にも温かい拍手が送られ割れたスイカに舌鼓を打っていました。そして、旅館に戻り体を洗って食事を取るといよいよ合宿も終わりです。全員が集合し市川師範より「楽しいでしたか?でも家に帰るまでに何かあったらいけないので、家に帰るまでが合宿と思って気を抜かないように。」とご挨拶を頂き、旅館の方たちにお礼を言ってバスに乗り込み奈良へと向かいました。
今回は天候にも恵まれ素晴らしい合宿になったと思います。合宿で経験・学んだ事を道場でも発揮できる様に頑張りましょう!!
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