空手道 市川道場 ニュースレポート

第21回琵琶湖杯ウェイト制選手権大会

2011/2/27<日>「サンビレッジ近江八幡」

2011年2月27日 日曜日
滋賀県のサンビレッジ近江八幡を舞台にして約400名の参加者が集まり、第21回琵琶湖杯ウェイト制空手道選手権大会が開催され、市川道場を代表して12名の選手達が出場しました。
試合会場に集まった後、川端師範代より「市川道場の代表として、しっかり気合を入れて頑張って下さい。」と挨拶を頂き試合場に向かっていきました。
各コートで熱戦が繰り広げられ市川道場の生徒達も試合場に上がっていきました。試合場に立った選手達を見ていると緊張はしているはずなのに、代表選手としてのプライドを胸に周りの選手に負けないきっちっとした態度で試合に臨んでいました。全選手がこの日の為に稽古に励んできているので簡単には勝ち上がれず一回・二回戦で涙を呑む結果の選手もいました。しかし、そんな選手達も最後まで諦めることなく戦い抜いてくれました。
 そんな中で、順調に勝ち進み準決勝に進んだ浮島翔摩2級(中学生軽量級)が試合場に上がります。相手は上背のある黒帯の選手。試合が開始され序盤から果敢に攻め立て、下突きと下段回し蹴りで相手にダメージを与えますが、相手選手も意地の反撃で本戦は引き分け。延長戦もしっかりとダメージを与えて戦う浮島選手ですが最後に相手選手が前に前に出始めたところで試合終了。準決勝で敗退となりましたが初の対外試合での3位入賞は非常に立派でした。
 そして、岡田仁3級(小学4年生男子重量級)と中井裕次郎5級(一般中級中量級)が決勝に進出。まずは岡田選手が試合に挑みます。相手選手は準決勝では、大柄な相手に怯まずに勝ち上がってきた選手。しかし試合開始すぐに、下段に攻撃を集中させ前に出る岡田選手。しかし相手選手も上手く体を入れ替えながら攻撃を返してきます。一進一退のまま判定になりましたが、延長戦に突入。延長に入ると、本線から与えていたダメージが溜まってきていたのか岡田選手の蹴りで相手選手が体勢を崩し始めそのままの勢いで試合終了。判定5−0で見事に、市川道場の少年部で初めて対外試合での優勝を決めてくれました!
 最後に中井選手が登場。前回大会も優勝した中井選手には2連覇の期待が掛かります。「始めっ!」の合図と共に気持ちを前面に出して攻撃を繰り出す中井選手。相手も技を返しますが上手く返しながら前に出ます。「ラスト30秒!」の掛け声と共に更にスパートをかけて試合が終了。判定で優勢勝ちを決め大会2連覇を決めてくれました。
 試合が終わって記念撮影。今大会に参加した選手達は、勝った選手も負けた選手もいい経験になったと思います。自分の試合が終わっても声をからすぐらいに仲間を応援し、市川道場の団結力の強さがみえました。
 選手の皆さん、保護者の方々、応援に来てくれた道場生の皆さん、長時間お疲れ様でした。
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