空手道 市川道場 ニュースレポート

被災地に行かれた方の声

2011年4月

今回の震災で道場生の保護者の方が救助隊として被災地に行かれました。
現地で捜索活動をされ、何を感じられたかを文章にして頂きました。

 日本中を震撼させた東日本大震災、私は緊急消防援助隊のメンバーとして宮城県の被災地に出動し、行方不明者の捜索を行いました。
 津波の被害により壊滅的な被害を受けた地区を目の当たりにした私は衝撃を受け、改めて地震や津波の怖さを思い知らされました。
 活動においても困難を極めましたが、被災地の方々から『遠い所から来てくださりありがとうございます』と声をかけていただき、その言葉が心強い励みとなり活動することが出来ました。
 現地で活動し考えさせられたことは、やはり地震や災害に対する危機感や日頃の備えが必要であり、デマに惑わされることなく冷静に行動することが必要ではないでしょうか。
 また不必要に買いだめすることにより、被災された方々に水や食料が行き届かなくなることや節電により電力の消費を控えることなど被災者の立場になって行動することが大切だと思います。
inserted by FC2 system