空手道 市川道場 ニュースレポート

新大宮納涼盆踊り大会 演武会

2011/8/1<月>「奈良市芝辻町」

2011年8月1日(月) この日、恒例となった新大宮納涼盆踊り大会で演武を致しました。3回目を数えるこの盆踊り大会。前回よりも観客も多くなっているようで演武を行なうこちらとしても気合が入ります。この演武会の為に合同稽古も行い、この日を迎えました。本番直前まで入念なリハーサルと自分の動きをチェックして、本番を待ちます。司会の方に紹介して頂き演武が開始されました。
 基本・型の演武を行い息の合った動きに観客の方々に沢山の拍手を頂き、続いて演武の花形でもある試割りへ。一人一人に大勢の観客の視線が自分に向いていると思うと否応無く緊張感が高まります。しかし、神経を研ぎ澄まし繰り出された技に杉板は真っ二つ。一発では割れない子も、周りからの声援も受けて見事に全員が成功することが出来ました。
 続いては、試合でも活躍する上級者による組手と試割りへ。組手では素早い動きと大きな技を繰り出し観客を魅了してくれました。試割りは、杉板を二枚重ねての挑戦。しかし、そんなことは物ともせずに見事に杉板を割り、次に繋いでくれました。そして次に行なわれたのは、パツィ・エドワード二級と中井裕次郎四級による模範組手。選手として活躍する二人の重い攻撃は、相手に当たるたびに『バシッ!』と鳴り響き観客の方々も驚いておられました。続くは、坂井一也一級の四方割り。少年部の倍の厚みはある板を気合のこもった力強い攻撃で見事に割り切ってくださいました。そして、大宮道場指導員市川典英初段によるバット2本折が行なわれました。大人三人がかりでバットを支え集中して繰り出した下段回し蹴り。しかし、一本しか折る事は出来ずもう一度挑戦し二本のバットを折る事が出来ました。
 そして、最後を締めくくるのは市川雅也師範による棒の型『大城の棍』と寸剄による瓦十枚割り。それまでは騒がしかった会場も、師範の演武が始まると静まり返り皆が棒の空を切る音に耳を傾けていました。型が終わり瓦へと近寄り、瓦に手を当て集中されていると思った次の瞬間、一瞬にして瓦は音を立てて崩れ落ち十枚の瓦が割られていました。
 全ての演武が終了し、締めの正拳中段突きを行い演武会は無事に終了。観客の方々にも満足していただけたのではないでしょうか?道場生の皆さんは、次にまた演武をするときには今回よりもさらにレベルアップした演武を見てもらえるように毎回の稽古を頑張りましょう!
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