空手道 市川道場 ニュースレポート

2011 こッから祭り 演武会

2011/11/6<日>「コミュニティワーク こッから」

2011年11月6日(日)
 この日、毎年の恒例となりましたこッから祭りで演武を行ないました。今までは大宮道場の上級者達を中心にメンバーを集めて演武を行ないましたが、今回は幼年部や初級者の演武初挑戦の道場生にも声を掛けメンバーを集めての発表となりました。当日までに、2度の全体稽古と各クラスでしっかりと稽古を重ねてきた道場生達。前日からの雨で足元はかなり滑りやすくなり『本来の動きが出来るのか?』と心配されましたが、それぞれ細心の注意を払いながらお集まり下さった観客の方へ演武を披露しました。
 司会の方に紹介され整列をし、基本・型・組手と見ごたえのある演武を披露し続いて演武の花形である試割りへ。今回は大宮道場少年一部の道場生が挑戦。ほとんどが初めての挑戦で、表情にも緊張の色が隠せません。足元もそれまでの演武でさらに滑りやすくな正直思い切って技を出すのも難しかったのではないでしょうか。しかし、気合と共に繰り出された技によって次々に割られていく杉板に観客の方々からは驚きの声と拍手を頂きました。次は、柏本一級と坂井二級による四方割り。自分を囲む四方向に杉板を設置し次々と板を割っていき上級者の迫力を披露してくれました。続いては、パツィ・エドワード二級と中井四級による模範組手。大会でも活躍する二人のスピードとパワーを感じる迫力のある組手に観客の皆さんも固唾を呑んで見入っておられました。そして、澤田初段が瓦五枚割りに、中井四級がバット折りに挑戦。設置された瓦・バットを見て観客の子供たちも『割れるの〜?』と不安そうな声も聞こえてきましたが、そんな心配も物ともせずに二人とも気合と一緒に見事に成功させました。
 そして最後に市川雅也師範の型・杉板・寸剄による瓦割りの演武。市川師範の演武が始まると静まり返った会場。型『転掌』を披露された後に左右に用意された杉板を割り、中央に設置された高く積まれた十二枚の瓦に手をあて集中され気合と共に一瞬で割れる瓦に会場のお客さん方も驚かれていました。
 最後に整列をし全員で正拳中段突き十本で締め、無事に演武は終了することが出来ました。集合し記念撮影を終え市川師範より『お疲れ様でした。色々と勉強になる演武だったと思います。これからもまた頑張りましょう!』とご挨拶いただき解散となりました。終了後の子ども達のホッとした表情に『やはり緊張していたんだなぁ』と改めて感じ、その中であれだけ頑張ってくれ本当に嬉しく思いました。
 参加・お手伝い・応援に来てくれた道場生の皆さん、足元の悪い中お越し下さった保護者の皆様、本当に有難うございました。今年も残すところあと2ヶ月。審査会・試合・稽古納めと行事は続きますが頑張りましょう。
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