空手道 市川道場 ニュースレポート

第27回全日本空手道選手権大会

2011/11/20<日>「大阪府立体育館」

2011年11月20日(日)
 大阪府立体育館に於いて白蓮会館全日本大会が開催されました。市川道場からは同大会には3回目の出場となる市川典英初段と今回が初出場となるエドワード・パツィ2級の二名が出場しました。両選手とも重量級へのエントリーであり、両選手による決勝戦が期待されました。しかし、他流派の大会への参戦はそう甘いものではありませんでした。大会の第1試合に出場したエドワード・パツィ選手は優勢に試合をすすめるものの顔面殴打の反則で減点を取られ、残念ながら初戦敗退となってしまいました。全日本大会初出場のエドワード2級の今後の活躍に期待です。
 今大会、シード選手の市川初段は2回戦から登場。エドワード2級が敗退しているだけに意地でも負けるわけにはいきません。試合前は若干ナーバスに見えた市川初段ですが、いざ試合が始まるとそんな気持ちをぶつけるかのような快進撃、全て本戦決着で一気に準決勝に駒を進めました。対戦相手は前回チャンピオンの山口翔大選手。今回が山口選手とは2度目の対戦となります。似たタイプの両者だけに接戦が予想されます。市川初段の下段蹴りと山口選手の膝蹴りが互いに効果的にヒットしますが、わずかに手数で上回った山口選手が勝利し、市川初段は3位に終わりました。
 しかし前回に引き続いての3位入賞は立派です。市川初段の戦う姿を見て応援に来てくれた少年部や一般部の道場生もおおいに元気をもらった事でしょう。
 大会終了後応援に駆けつけてくださった道場生・保護者の方に「長時間お疲れ様でした。本人達も悔しいと思いますがこれからも応援宜しくお願いします。」と市川雅也師範から挨拶を頂き、市川初段からも「応援有難うございました。悪い所を研究して、また頑張ります!」と挨拶があり大会は終了となりました。
 応援に駆けつけてくださった先生方・道場生・保護者の皆様、長時間有難うございました。

レポート 山本隆史
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