空手道 市川道場 ニュースレポート

第22回琵琶湖杯ウェイト制空手道選手権大会

2012年2月26日(日) <滋賀県 サンビレッジ近江八幡>


2012年2月26日 日曜日 
 この日、滋賀県のサンビレッジ近江八幡を舞台に約400名の参加者が集まり、第22回琵琶湖杯ウェイト制空手道選手権大会が開催。市川道場を代表して9名の選手達が出場しました。
 集合した選手達は、引率してくださった川端師範代より『しっかり気持ちを持って、前に前に出で上を目指そう!』とお言葉をかけて頂き開会式へと向かいました。今回は他流試合への参加が初めての道場生もいて緊張を隠せないといった表情でしたが、しかし代表選手というプレッシャーにも負けず試合上へ上がっていきました。
 試合が開始されると、開場の雰囲気もヒートアップ選手たちも気持ちを前面に押し出し戦いますが簡単には勝ちあがれずに悔し涙を流すものも。しかし、その中でも大宮道場坂井竜也二級が小学五年生重量級で危なげない戦いぶりで準決勝まで勝ちあがりました。準決勝の相手は、坂井選手よりも体格も大きい選手でしたが試合が始まると強力な下突きと下段回し蹴りでドンドン相手を下がらせ何度も場外に。判定で決勝進出が決定しました。一般部上級重量級に挑戦した、パツィ・エドワード1級と中井裕次郎二級。パツィ選手は不戦勝で決勝戦へ。中井選手は準決勝で地元選手と対戦。前に出ながらの突きと内股への下段回し蹴りで攻めますが判定は引き分け。延長に入っても攻めますが運動量の落ちてきた所に相手選手も突きと膝蹴りで応戦。そのまま判定になり惜しくも敗戦となりました。2人での決勝戦を目標にしていただけに悔しさは残りますがパツィ選手は更に集中力を高めて試合を待ちます。
 決勝戦が始まり、坂井選手が試合場に。相手選手は黒帯で運動量も多く上段などの攻撃も警戒しながらではありましたが、開始の合図と共に自分から攻撃を仕掛けて相手を下げさせます。この試合でも突きと下段回し蹴りがクリーンヒット。終始攻め続け判定へ。判定5−0で優勝を決めてくれました。つづいてパツィ選手。中井選手の分まで『絶対に負けられない』という緊張感が伝わってきます。パツィ選手も突きと下段回し蹴りで相手を追い詰めます。相手選手も地元の意地で攻撃を返しますがパツィ選手の攻撃に下がる一方でそのまま試合が終了。こちらも判定5−0で優勝が決定しました。
 出場選手達は以前よりレベルアップしているのは見ていて明らかでした。惜しくも負けてしまった選手たちも、なぜ負けてしまったのかをしっかりと考えて練習すればきっと上位入賞も可能です。これからも次の目標を立てて稽古してもらえればと思います。
 参加した選手の皆さん・保護者の皆さん・応援に駆けつけて下さった皆さん、長時間お疲れ様でした。

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