空手道 市川道場 ニュースレポート

2012年春季審査会

2012年3月11日(日) <奈良市総合福祉センター>


2012年3月11日 日曜日
 奈良市総合福祉センターで2012年の春季審査会が行なわれ、約40名の道場生たちが集まり日頃の稽古の成果を発表しました。集まった道場生たちは、これから始まる審査に向けて緊張をほぐすように体を動かして開始を待ちます。
 整列が終わり、市川師範から『いつもどおり稽古の延長だと思って気合を入れて頑張って下さい。』と挨拶がありました。そして昨年3月11日に東日本に甚大な被害を与えた東北地方太平洋沖地震で犠牲になられた方々の冥福を祈り黙祷を捧げました。
 審査は、全体での基本からスタート。初めて挑戦する白帯も上級者も声を張り上げ技を出す受審者たち。特に上級者たちは『自分が引っ張る!』という気持ちで下の帯に声を掛けながら頑張ります。2つに分かれてからは、移動・補強・柔軟・型・組手と続きます。各々、得意・不得意がある中でしっかり稽古してきた事を出して各項目に挑戦しました。
 最後に行われたのは連続組手。米山二級・浮島二級が五人組手を挑戦。黒帯挑戦への通過点ではありますが次々にやってくる相手に立ち向かうのは並大抵ではありません。先に挑戦した米山二級は、相手に向かっていき前へ前へと進み戦います。途中、手が出なくなる場面もありましたが最後には気力を振り絞って最後まで戦い完遂しました。次は浮島二級が挑戦。一般部の対戦相手が多く苦しい戦いが多く途中ボディを効かされてしまうシーンもありましたが気力を振り絞って最後の五人目まで戦い抜き見事に完遂しました。2人とも諦めない気持ちを持って戦い、過酷さと感動を与えてくれました。今日五人組手を見た道場生は『いつか自分も!』そして、『自分も絶対に黒帯を取るんだ!』という気持ちを持って日頃から稽古に励んでほしいと思います。
 長時間お疲れ様でした。

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