6月24日日曜日に開催された第28回全日本ウエイト制空手道選手権大会に市川道場の代表として自分・パツィ・エドワード1級・中井裕次郎2級の3名で出場しました。この日の為に、道場で一緒に稽古を重ねこの大会に臨みました。 開会式を終えて最初に中井2級が中量級で試合場に上がります。全日本大会初出場ではありましたが、稽古してきた事を信じて試合に臨みます。初戦ということで硬さが見えましたが判定で勝利し2回戦に。2回戦も上位入賞経験のある選手との戦い。果敢に攻める中井2級に負けじと対抗する相手選手。相手が前に出ようとするのを止めようと抵抗し手を前に出すと押しの注意。その後も手数で対抗しますが、またしても押しの注意が与えられ減点。取り返すために果敢に攻め上段廻し蹴りも相手をかすめますが技ありにはならず。内容では十分に競り合っていたので悔しい敗戦となりました。 続いては重量級。エドワード1級が試合場に。開始から強烈な攻撃で相手選手を圧倒。2回戦へと駒を進めます。自分は、昨年も対戦した選手と戦いました。相手選手もガッツのある選手で攻撃の手を休めることなく本戦が終了。判定でも決まらずに延長戦も戦い判定で勝利し2回戦へ。エドワード1級の相手は、プレッシャーをかけ前へ前へ出てくるタイプ。そんな相手にも強烈な突きで相手に対抗。最後はしっかりと効かして判定勝利。自分の2回戦は、一回戦を胴回し回転蹴りの合わせ一本で勝ち上がってきた選手。お互いに序盤から突きと下段の攻撃で打ち合い、そのまま本戦が終了。決着はつかずに延長戦になり、最後は相手選手の手数も増え延長戦で判定負けでした。 準々決勝に残ったエドワード1級は、前年度のベスト8にも勝ち進んでいる強豪選手と対戦。試合が開始され相手選手の強烈なプレッシャーにも負けずに、自分の攻撃をしっかりと当てるエドワード2級。ラスト30秒はお互い一歩も引かずに激しい打ち合いに、終盤エドワード2級の上段膝蹴りが顎をかすめたようにも見えましたが相手選手も倒れません。そのまま判定へ。延長戦かとも思いましたが相手選手の旗が上がり惜しくも敗戦。しかし結果はベスト8入賞でした。 今大会の為に忙しい時間を割いて選手クラスをご指導いただき、自分たち3人に試合に臨む姿勢を教えて下さった市川雅也師範。本当に有難うございました。今回の反省・悔しさをバネにして次の目標に向かって精進していきたいと思います。今回は会場に約40名の先生方・道場生・保護者の皆さんが応援に駆けつけて下さいました。沢山の声援が本当に力になりました。最高の結果を残して皆さんに喜んでもらえるように稽古していきたいと思います。これからも宜しくお願いします。 レポート:市川 典英 |