空手道 市川道場 ニュースレポート

なら奈良まつり 演武会

2012年9月9日(日) <平城宮跡 朱雀門前広場>

2012年9月9日(日)
この日、第2回目を迎える『なら奈良まつり』が平城宮跡 朱雀門前広場で盛大に開催され、そこで市川道場の演武を行いました。
 演武を行うことを道場生に伝えると約50名の道場生たちが参加。広陵道場や香芝道場からも参加してくれ、大規模な演武を披露することが出来ました。演武は日頃の稽古の延長ではありますが、特別に集まり稽古を行い当日の演武に備えました。
 当日は、天候も心配されましたが演武の時間帯は問題なく沢山の観客の方に見て頂くことが出来ました。道場の紹介が終わると全員が整列。いよいよ演武の開始です。
 最初は基本を行い、その後に型・分解を行いました。人数が多い分演武者が入れ変わる事に時間も掛かるかと思われましたが稽古の成果か、自分の演武の順番が来るとサッと入れ替わることができ、スムーズに演武を行うことが出来ました。組手の演武の後には、演武の花形である試割。対角線上に並んだ演武者たち。集中し気合とともに繰り出した技で次々と杉板が割れ、観客の方々からは盛大な拍手が送られました。自分とパツィ・エドワード1級の模範組手を行った後に、川端俊二師範代と山本隆史指導員の試割へと続きます。山本指導員はバット2本折りを気合とともに一蹴りで真っ二つに。すぐに川端師範代が手刀での10枚の瓦割りに挑戦。体重を手刀に込め放った一撃で10枚の瓦は粉々になり見事に成功されました。
 そして、演武の最後には市川雅也師範の演武。型『抜塞大』と杉板・寸勁での瓦割りを披露。市川師範が立たれると、会場の雰囲気も締まります。型の演武が終わると3方向に用意された杉板と瓦。気合を溜め一気に割られる杉板。最後に瓦に手を当て集中され一瞬で瓦が割れ、会場からは大きな歓声が送られました。
 最後に全員が整列し締めの正拳中段突き。無事に演武は終了しました。参加者たちも演武の後にはホッとした表情に。いつも通り頑張ってくれていましたが緊張していたようです。最後には全員で記念撮影をして終了しました。
 参加してくれた道場生・保護者の皆さん・応援に駆けつけてくれた方々・祭りの関係者の皆様、本当に有難うございました。今後も日頃から稽古の励み、更に良いものを見せれるように努力していきましょう。
inserted by FC2 system