空手道 市川道場 ニュースレポート

WKO空手ワールドカップ

2012年10月14日(日) <大阪府立体育館>

 2012年10月14日、大阪府立体育館でWKO空手ワールドカップが開催されました。この大会に市川道場の代表としてだけではなく、日本を代表して市川典英初段が出場しました。
 ワールドカップの名の通り、世界各国から105名の選手が集い、各階級で熱戦が繰り広げられました。
 会場には市川初段の応援の為に、大宮・香芝・広陵から大勢の道場生と保護者の方々が駆けつけてくれました。その数約60名。市川初段への期待のほどがうかがえます。
 そして市川初段の初戦は韓国人選手。若干動きが硬いながらも突き、蹴りがバランス良く飛び出し、ほぼワンサイドに試合を進める事が出来ました。
 2回戦は長身のイラン人選手。重い蹴りや上段回し蹴りを受けながらも、巧みに立ち位置を変えながら下段回し蹴りをしっかり効かせ判定勝ちをおさめました。
 続く準々決勝は以前にも一度対戦したことがある白蓮会館の有本優選手。互いに激しく撃ち合う乱打戦となりましたが、相手選手の攻撃をしっかりと受け止め、確実に先手をとり、下段へと繋げる攻撃で判定勝ち、ベスト4へ進出しました。
 そして準決勝の対戦相手は白蓮会館の全日本チャンピオン山口翔大選手。Aブロックを予想通り勝ち上がってきた山口選手。何としても山口選手を下し決勝進出を果たしたい市川初段は序盤から先手を取りながら激しい攻撃を仕掛けます。中盤まで下段を中心に攻め続け、このまま一気に突き放すかと思われましたが、試合巧者の山口選手は終盤に入って突きのラッシュで反撃、市川初段も応戦し、試合終了。判定は惜しくも山口選手に。ここで市川初段の世界大会挑戦が終りました。結果は3位入賞。
 試合後、市川雅也師範から市川初段や先日昇段を果たしたパツィ・エドワード初段、中井裕次郎一級ら選手クラス3人に『しっかり練習して今後は誰もが納得するような倒して勝つ組手スタイルを身につけよう。』と激励の言葉がありました。
 市川師範は普段から選手クラスで市川初段を厳しく指導し、今日を迎えました。今日の3位入賞という結果を一番悔しく思い、一番喜んでいるのは市川師範かもしれません。
最後に今日会場で市川初段を大声で応援してくれた道場生並びに保護者の皆さん、錬成大会ドクターの山本鍼灸整骨院院長 山本泰久先生、本当にありがとうございました。
レポート:山本隆史
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