2012年12月2日(日)この日、市川道場恒例となりました冬の大会『第9回錬成大会』が奈良市中央第二武道場で開催されました。昨年に引き続いて夏の大会の上位入賞者を中心に所属道場の代表として戦う団体戦と新人戦を同時開催しまし約90名の選手たちがしのぎを削りました。朝から会場に集まった選手たちは、ウォーミングアップを行い午前中の予選に向けて準備をし、昼から始まる決勝戦に向けて戦いました。チームの為、道場の為に戦う団体戦。誰にでも上位入賞のチャンスのある新人戦。どちらのクラスも白熱した戦いが繰り広げられました。 |
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昼からは来賓の先生方にもお越しいただき開会式を行いました。市川雅也師範から『午前中の予選で負けていった選手の分も午後に残った選手は頑張って下さい。』とご挨拶を頂きました。開会式終了後には、恒例となりました道場生による演武を行いました。回を重ねるにつれて息の合った演武を行い、組手以外の日頃からの稽古の成果も発表することが出来ました。そして3位決定戦終えた後に、今回は市川道場選手クラスのパツィ・エドワード初段と中井裕次郎1級による模範組手を披露し、他流試合でも活躍する迫力ある攻防を見せてくれました。その後、型『征遠鎮』・寸勁による瓦十枚割りを市川雅也師範が披露。気合いや声援で包まれていた会場も、この時ばかりは静まり返り緊迫感のある演武が行われました。そしてこちらも恒例となった作文の朗読。今回は小学一年生 木村栄伸・小学五年生 倉津翔馬・小学六年生 前芝龍聖の各学年最優秀賞の三名が朗読を行いました。今回の作文コンクールのテーマは『思いやり』それぞれが自分の思う『思いやり』について語ってくれました。 そしていよいよ決勝戦。各クラス白熱した熱戦を繰り広げられました。一般の部では前回優勝者の宮本明希也選手と第一回優勝者の中川直人選手が対決。激しく打ち合う両者でしたが、次第に手数を増やしていった中川選手がチャンピオンに返り咲きました。最後に、小学生団体戦の部決勝。仲間が見つめる中、チーム・道場の代表として試合場に立つ選手たちは一歩も引かない激しい組手を繰り広げてくれました。結果は『サムライ6(香芝・広陵)』が優勝を決めました。皆の為に戦い、皆は戦っている仲間を一所懸命応援している姿には、観客の方々も感動したのではないでしょうか。 閉会式では大会と作文コンクールの入賞者の表彰が行われました。そして最後に市川雅也師範より『今日こうやって大会に出れることを当たり前だと思わないで有り難うという気持ちを持ってこれからも頑張って下さい。』とお言葉を頂き終了しました。終了後に、大会参加者とお越し下さった来賓の方々と記念撮影を行い大会は無事に終了しました。 |
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終了後、今大会に協力してくれたスタッフと中学生以上の出場選手が大宮道場に集まって簡単ではありますが打ち上げを行いました。皆、一日緊張した中で試合や作業を行ってくれたので、大会も無事に終了し少しほっとした表情。市川師範より「前日の設営からスタッフの皆さんのおかげで無事に大会も終了しました。今日は寒い中本当に有難うございました。」と感謝の言葉をかけて頂き、会はスタート。大会に関してや近況などを話しながら楽しみました! 選手の皆さん・保護者の方々・来賓の方々・スタッフの皆さん、本当に長時間有難うございました。 |
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