空手道 市川道場 ニュースレポート

冬季審査会

2013/3/24<日>「やまと郡山城ホール武道場」

2013年3月24日日曜日
この日、やまと郡山城ホール武道場で春季審査会が開催されました。緊張した表情で集まった受審者たちは時間まで体を動かし審査にそなえます。整列を終え、黙想。その後、市川雅也師範より『普段の稽古の延長ですから、気負わずに気合を入れて頑張ってください。』とお言葉を頂き審査会はスタート。今回は広陵道場の岡橋一級と大宮道場の中井一級の二名が昇段審査に挑戦。この二人が引張って声を掛けていたこともあり審査は終始気合の入った審査になりました。基本・移動・補強など日頃先生に注意されている点などを意識しながら、成果を発揮するために一所懸命頑張っていました。
 そして、審査会の最後には昇段する二人の十人組手が行われました。まずは岡橋一級から。この日の為に道場での組手の数も増やして準備してきた岡橋一級。序盤から気持ちを前面に押し出し果敢に攻めます。途中からきつくなる部分もありますが周りの声援にも後押しされ気持ちを奮い立たせ、最後まで気持ちを切らせることなく見事に十人を戦い抜き完遂しました。続いては、中井一級。日頃から選手として厳しい稽古を行ってきた中井一級。選手としても活躍してきた中井一級は序盤から技ありなどを奪い見事な組手を披露しました。しかし黒帯の先生たちが対戦相手になると厳しい戦いが続きます。ですが随所にキレのある攻撃を見せて最後まで戦い抜き十人を完遂しました。終了後には二人の気持ちのこもった十人組手に惜しみない拍手が送られました。
 最後には、『十人組手は非常に厳しいです。ですが努力を続ければ誰にでもチャンスはあります。日頃から限界を超える稽古をしてもれえればと思います。』とお言葉を頂き無事に審査会が終了しました。
 受審した道場生の皆さん・お集まり頂いた黒帯の先生方・保護者の方々、長時間お疲れ様でした。これからも常に目標に向かって頑張っていきましょう。
審査終了後には、黒帯が集まり帯研を行いました。基本や道場での所作などを統一するために市川師範にご指導いただき、集まった先生方とも話し合いを行いました。黒帯の先生方も、日頃は注意できていない細部にわたって教えて頂いたことで、今後の稽古や指導に活かしていけるのではないかと思います。今後も帯研は続けていき、自分の稽古と道場での指導に還元していけるようにしていきたいと思います。
 終了後、市川師範・黒帯の先生方・昇段審査を受けた二人を交えて親睦会を行いました。その日の審査の事や近況についてなど話題は尽きません。そして、中井一級は大学を卒業し四月から京都の企業への就職が決まりそのお祝もしました。四月からは一カ月の研修期間を経て配属先が決まるとのことで全国各地への転勤も考えられるとのことで節目の昇段審査でもありました。中井一級から『この四年間、市川師範をはじめ高い目標を持つ先生方と一緒に稽古出来たことがいい経験になりました。この経験を活かして仕事も頑張ります。』とお礼の言葉が延べられました。また仕事も落ち着いて一緒に稽古できる日が来るのを楽しみに、自分たちも負けないように頑張っていこうと思います。
 市川師範・黒帯の先生方、一日有難うございました。
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