空手道 市川道場 ニュースレポート

近鉄奈良駅 大屋根完成イベント 演武会

2013年6月2日(日) <近鉄奈良駅>

2013年6月2日
 この日、近鉄奈良駅に新しく出来た大屋根の完成イベントで演武を行いました。今回は演武会が急遽決定。大宮道場の少年二部と一般部からたくさんの道場生が参加しての演武会となりました。演武決定以降は、各クラスの稽古でも演武の内容を練習。前日には全員が集まりリハーサルを行って本番当日をむかえました。
 本番当日はお昼過ぎに集まり最終のリハーサル。各々が行う型や試割りの最終調整を行いました。途中、市川雅也師範・川端師範代にもお越し頂き市川師範からは『いつも稽古でやっていることをなかなか空手を見る機会のない人たちにもしっかりと見せてあげて下さい。』とお言葉をかけて頂き本番にそなえました。
 いよいよ本番の時間です。奈良の玄関口ともいえる近鉄奈良駅には、地元の方々だけでなく観光客や修学旅行生などもいてたくさんの方がステージを取り囲んで下さっていました。司会の方に紹介され、少年部の中村1級の『整列!』の声で全員が並び演武がスタート。まずは全員で気合の入った基本を披露。続いて緑帯が『平安其の五』、茶帯が『撃砕小』の型を息の合った動作で披露しました。
 組手を行った後は、演武の花形でもある試割りに。順番に気合とともに決めた技を出し、見事割れると観客の方からも大きな歓声が。特に女の子が成功すると歓声が大きかったように思います。続いて、徳永青空1級による四方割り。四隅に設置した板を次々と割っていき、すべて1回で成功させました。最後は、自分とパツィ・エドワード初段による模範組手を行い、その後にエドワード初段は二段蹴りによる杉板割り自分はバット折りを披露。どちらも1回で成功させることができ、大きな歓声を頂きました。
 無事に演武を終え参加者の皆もホッとした表情でした。大きなミスもなく終えることができたのも、皆が日頃から緊張感を持って稽古に取り組んでいるおかげでしょう。控室に戻り、市川師範からも『気合の入った良い演武でした。今回反省点がある人は次に活かして、また挑戦して下さい。』とお言葉をかけて頂きました。参加してくれた道場生の皆さん、応援に駆けつけてくれた道場生・保護者の皆さん、本当に有難うございました。これからも演武の機会があれば挑戦して、たくさんの方に市川道場の空手を知ってもらえればと思います。
レポート:市川典英 
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