空手道 市川道場 ニュースレポート

夏季合宿

2013/7/26〜28<金〜日>「京都府宮津市 天橋立荘」

夏合宿1日目
 市川道場夏の大イベント『夏季合宿』が7月26〜28日(金〜日)の3日間、日本三景『天橋立』のある京都府宮津市で行われました。
 朝早くから大宮道場と近鉄五位堂駅の2つの集合場所に集まった約80名を超える道場生たち。数日前から楽しみでしかたなかったのか集合した時から元気いっぱい!点呼を取り終え、バスに乗り込みます。バスの中では仲間たちと話をしながら過ごします。夏休みということで交通量も多かったこともあり、バス車内で保護者の方に用意してもらったお弁当を美味しくいただき午後からの稽古・イベントに備えました。
 旅館への到着後は、早速道着に着替えバスに乗って稽古に向かいます。稽古前にはしっかりと塩分と水分を補給して熱中症予防も万全にし、一度目の稽古を行いました。
 整列を終えると師範より『稽古の時間も長くないので、明日の審査に向けて気合を入れて頑張りましょう!』とご挨拶を頂き稽古スタート!最初に全体で基本稽古を行い、その後帯ごとに分かれて翌日の審査会に向けた稽古を行いました。気合の入った約一時間半の稽古を終えると、お楽しみのイベントです!
 楽しみにしていた魚釣りですが稽古中は大雨に見舞われ『中止かな?』と思いましたが、稽古後には雨も上がり魚釣りも無事に行うことが出来ました。各班に分かれ旅館裏の堤防で糸を垂らすと、すぐに魚が集まりアジが釣れる釣れる!!子ども達も大盛り上がりで次から次へと魚を釣り上げ、中にはスズキやグレ、カニまでを釣り上げる子もいてました!
 十分に楽しんだ子供たちはお腹もペコペコ!みんなでテーブルを囲んで楽しい夕食です。夕食では、先程釣り上げた魚を旅館の方に調理して頂き美味しくいただき子ども達もご満悦でした。
 夕食後は、お風呂で一日の体の疲れを取り、部屋の上級者が小さい子を手伝いながら布団を敷いて就寝の準備をして一日目が終了し二日目にそなえます。
2日目
 班長の号令とともに起床。起床後は部屋を片付けたあと朝食。午前中の審査会、海水浴などの為に、しっかりとご飯を食べて備えます。早々に道着に着替えバスで審査会場に移動し緊張の面持ちで開始を待ちます。整列・準備運動を終え『日頃からの稽古の成果を見せてもらいます。頑張って下さい。』と市川師範からご挨拶があり審査会が開始。全体で基本を行ったあと、上級者と初級・中級車に分かれての審査となりました。受審者達はこの日の為に日頃の稽古を頑張ってきました。厳しい暑さの中での審査となりましたが集中力を切らすことなく審査項目をこなしていきました。審査会の最後には、中村・中西・木下・堀木・武田の5名による連続5人組手が行われました。5人とも道場を引っ張るリーダーであり、大会でも上位に食い込む選手たちで決して諦めることなく最後まで気合を振り絞り5人を戦い抜きました。
 宿舎に戻り、昼食を終えると待ちに待った海水浴!!いつもなら班長達に『早くしろ〜!』と言われている子もこの時ばかりは、いち早く準備を終えて今や遅しと待ち望んでいました。そして海水浴場に移動した後は、準備運動を行いいよいよ海へ!泳いだり・追いかけっこをしたり・市川師範に投げてもらったり!それぞれ楽しんでいました!!そして今回の合宿での目玉でもあるバナナボートにも乗りました。初めての子も多く期待に胸を膨らませていて、いざボートに乗り引張ってもらうと中々のスピードで波でボートが弾んだりすると『ウワァ〜!』『キャァ〜!』と歓声が上がり子供たちも大興奮でした!
 興奮冷めやらぬ中、宿舎に戻り入浴を済ませ夕食はバーベキュー!!美味しそうなお肉をたくさん焼いてワイワイ言いながら美味しそうにほうばっていました。夕食後そのまま花火大会を行いました。ろうそくの火を囲んでもらった花火にどんどん火を付けて行きます。たくさんあった花火もあっという間になくなり2日目の全日程が終了しました。
3日目
 朝の起床とともに自分たちの部屋を全員で片付けます。朝食後には荷物を移動させ、いよいよ合宿最後の海での稽古です。海岸に移動し、最初に海岸の清掃を全員で行いました。海岸を綺麗にした後、稽古の開始です。足元まで海に浸かって、波に足を取られながらも基本と組手の稽古を全員で行いました。その後は、海水浴を行い海を満喫しました。昼食後には合宿最後のイベントである遊覧船に乗ってのカモメのエサやり体験に向かいました。早速、船に乗り込み出発!港をでるとどこからともなくカモメが集まってきます!かなり沖の方まで行っても追いかけてきてエサを手にして待っているとすぐ近くまで追いかけてきて船を並走しエサを食べていきます。自分の持ったエサをカモメが食べてくれると『僕の食べてくれた〜!!』と大興奮で教えてくれる子までいました。そして、船の操縦士さんに操舵室に入れてもらい舵を握らせてもらったりして子どもたちもご満悦でした。
 旅館に戻り、市川師範より『いつも言うことですが、合宿はお家に帰るまでが合宿です。これからバスに乗って帰りますが先生・先輩の言うことを聞いて気をつけて帰って下さい。』と最後のご挨拶を頂き、子供たちはバスへと乗り込み奈良へ向かいました。そして無事に、大宮道場・近鉄五位堂駅で解散することが出来ました。
 参加したみんなは3日間どうでしたか?夏休みの楽しい思い出になったのではないでしょうか?先生・先輩に注意された人もいるでしょうが、是非今後にこの経験を活かしてほしいと思います。3日間お疲れ様でした。
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